救急車騒動8
再び一人ぼっちになり、少し寂しかった私は、飛びつくようにしてメールの内容を読みました(ぇ;
《今から会社を出ます。
どこにいる?》
まぁ、速攻で返信しましたさ(笑)
《お母さんは検査に
行っちゃったけど、
私はお母さんがいた
ベッドの所にいるよ~

場所分かる?》
《前に運ばれた時と
同じ所だと思うから
たぶん大丈夫。》
《そっかぁ。
でも一応迎えに行くから
こっちに着いたら教えて~》
《了解です
》それから15分ほど後、お父さんから病院の駐車場に着いたとの連絡が来たので、「迎えに行って案内しよう」と思った私は、自分の荷物だけ持って、治療室から出ました。
出たとは言っても……
その病院は、街の中心から移設されてから数年しか経っていない新しい大きな病院なので、私が来たのはこの時が初めてで、道が分かりませんでした(苦笑)
でも迷ってしまわない程度にうろうろしていたら、お父さんがこちらに歩いてくるのが見えたので、私もお父さんの方へ駆け寄っていきました。
「お父さん!」
「おぉ。
病室ってあっちで
合っとる?」
「うん、こっち~。」
お父さんは前にお母さんが救急車で運ばれた時にも迎えに来てるから、場所はすぐに分かったみたいです。
そこからは、早足で歩くお父さんに私が着いていくような形で病室まで戻っていきました。
あれれ、私が迎えに行ったはずだったのに…
おかしいなぁ(´・ω・`)?←
しかし、私が誘導したベッドには検査から戻ったはずのお母さんはいませんでした。
そしたら、トイレによく行く関係でもっとトイレに近い方のベッドに移動していたっていう…
なんか私、役に立ってない感じがしました(苦笑)
でも、なんとかお父さんとお母さんを合流させることができたし、何より私にとっては「お父さん」という、ちゃんと成人している大人が来てくれたことに、本当に安心しました。
これを書いている今こそ、もう20歳になって成人して、車も一応運転できるようになったけれども…
この時は、成人してもいないし、車も運転できないし、本来ならば一人前に書類にサインなんてできないし、社会的にも一人ではまだまだできないことだらけで……
本当に本当に不安だったんです

まぁ、だからと言って「今はどうなんだ」って考えると、この時とそこまで大差ないんですけどねww←
そんなこんなで、ここからは私も気が抜けちゃって、3人で何を話したかはあんまり覚えていません(苦笑)
でもはっきりと覚えているのは、お父さんのこの一言。
「桜、お腹空いとらん?」
そうなんです!!!
頑張って我慢していたけれども、私、すっごくお腹空いてたんです!!苦笑
この時点での時刻は、確か13時半かもうすぐ14時くらい。
朝ご飯は消化の良いパンのみでした。
そこからいろいろ頭使って行動して緊張して泣いて…
本当はお腹がグ~グ~鳴ってたんです

母「そうだ、もうお昼だいぶ
過ぎちゃったもんねぇ…
悪いことしちゃったね…」
私「いやいや

だって私お母さんに付いとらんと
かんかったやん?
お昼買いに行っとったら
お母さん一人になっちゃうし
それはダメでしょ
」父「俺も昼食わんで
こっち来たで腹へった~。」←
母「じゃあ二人で何か買ってきな」
私「え!?
それじゃお母さん一人に
なっちゃうじゃん!」
母「もう大丈夫だよ(笑)
もし何かあったら
看護士さん呼ぶし」
私「え…でも……」
父「そんな心配せんでも
一人でも大丈夫だわ~」
おい、お母さんが心配じゃないのかww
なんか見直して損した気分だよ←
母「ほら、行ってきな。
その代わり、私にも何か
買ってきて。」
私「うん…分かった。
何がいい?
何か食べる?」
母「う~ん……
今は食べられそうにないから
お茶かな。」
私「分かった。
すぐ戻って来るから!」
かくして私とお父さんは、病院内の売店に向かったのでした。
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